奥武鉄道では輸送の安全に関する基本的な考え方を「奥武鉄道安全管理規程」(2003年7月1日制定)で「安全方針」「社員安全行動規範」として以下の如く定めております.
安全方針
当社は、「社是・企業行動規範」を基に、次に掲げる方針に従いお客様への安全、安心を確固たるものとして保障する.
[1]「安全は奥武鉄道すべての事業の前提であり根本である」との信念のもと「安全を最優先」し「安心できる奥武鉄道」を実現する.
[2] 企業行動規範および「奥武グループコンプライアンス基本方針」の精神に基づき、関係法令および規程等を遵守し、一切の反社会的行動、団体との関係を断固として拒絶する.
[3]「安全対策に終わりはなく満点もない」ことを常に念頭に置き安全推進体制については持続的にフィードバックを行い常に最新の安全対策を講じていく.
[4] 社員一人一人の中に安全を育む文化を醸成していく.
社員安全行動規範
[1] 役職員全員は一致協力するが付和雷同ではなく己の信念と倫理観、社是、企業行動規範に常に照らし合わせた上で全ての事業における安全の確保に努める.
[2] 輸送の安全に関する法令および関連する規程等を遵守し、忠実かつ正確に職務を遂行する.
[3] 常に輸送の安全に関する状況について、把握するよう努め、憶測に頼らず必要な確認の実行に努め、判断に迷った時には、①長年のリスク情報の蓄積から定められた社内運行規程に則り行動する、あるいは②現場の状況に照らし合わせてその時点で最も安全と思われる行動を採る.
[4] 事故・災害等が発生した場合、組織や職責に拘ることなく、その状況を冷静に判断し、旅客ならびに職員の人命救助、身体の安全の確保を最優先して行動し、すみやかに安全適切な処置を採る. この際の判断が最終的に車内運行規程のマニュアルに違反していたとしても、旅客ならびに職員の人命および安全を確保するために適切と判断しての行動であれば安易にその責を問うべきではない.
[5] 常に輸送の安全に関し、問題意識を持ち、必要な対策を実施するよう努める.
[6] 輸送の安全に関する情報は漏れなく迅速、正確に伝え、情報の共有化に努める.
2019年7月1日改定